2013年10月27日日曜日

Driver License

 先日、NY州の運転免許を取得しました。よく、「国際免許証を持って行かなかったの?」ときかれますが、アメリカの場合、州によっても異なるようですが、ビザ入国すると、国際免許証による運転は最大1ヶ月とか3ヶ月とかまでしか認められないそうです。
 
 
NY州で免許を取得する手順は、大まかに、①必要書類の準備、筆記試験の勉強、 ②筆記試験、視力検査、 ③5時間講習、 ④路上テスト、になります。
 
①必要書類の準備、筆記試験の勉強
 まず、身分を証明するため(アメリカにちゃんと住んで生活していることを証明するため)の書類を用意しなければいけません。身分を証明するものとして、SSN(Social Security Number)カードや銀行のキャッシュカード(アメリカで発行されたものに限られる)、電気やガスの領収書などを用意しました。SSNは、事前に社会保障局のオフィスにビザ関係の書類とともに申請書を提出して取得しました。
筆記試験のための勉強として、写真のドライバーズマニュアルを読み、交通ルール等を覚えました。ドライバーズマニュアルは自動車局(DMV:Department of Motor Vehicles)で無料でもらえます。
 
②筆記試験、視力検査(8月16日)
 筆記試験を受けるために、出勤前に会社近くのDMV(写真)に行ってきました。試験は日本語で受けることができます。しかし、試験問題の日本語はかなりひどく、読んだだけでは意味がわからない問題や選択肢がたくさんありました。ドライバーズマニュアル(英語)に記載されていた練習問題を思い出しながら解きました。
DMV職員の方は不親切ということで有名らしいのですが、確かに不親切でした。申請書を提出した際、申請書をチェックしながら「seven」とだけ言われて何のことかさっぱりわからず、何回か聞き返していたのですが、結局、職員さんの後ろの壁に書かれていた視力検査用のアルファベットが書かれた紙の7段目を読めという意味でした。

 
筆記試験をパスすると仮免許証(写真)が送られてきます。 次に、5時間講習を受けるため、民間のドライビングスクールに講習を受けるための予約をしました。
③5時間講習(8月25日)
 
 
 講習は、日曜日に日系のドライビングスクールでうけました。8人くらのクラスでしたが、商社マントレーニーと私以外は全て奥様でした。講習は年配の日本人の方が講師をやっていたのですが、ほぼ雑談でした。路上テストのノウハウなどを期待していたので残念でした。 このドライビングスクールで路上テストの予約の代行をお願いしました。 路上テストを自分で予約した場合、特定の場所、日に自分で用意した車で試験を受けなければならないのですが、このスクールで申し込むと、車を用意してくれるほか、事前に30分ほど路上で運転の練習をしてくれます。路上試験の予約は混み合っているらしく、最短でも1ヶ月以上先になるとの話でした。
 
④路上テスト(10月3日)
 路上テストは、ニューロッシェルというニューヨークシティの北に位置する街で受けました。マンハッタン(グランドセントラル)から電車(メトロノース鉄道)で30分ほどでつきます。
 写真はニューロッシェルですが、試験日ではなく、一週間前に下見に出かけたときの写真です。
 試験当日、試験官を乗せてニューロッシェルの街を2人でドライブします。ドライブ中には縦列駐車やUターン等をさせられます。ドライブ後、試験官を乗せた場所に戻ると、その場でレシートのような「試験結果」を発行してくれます。試験官が英語で言う指示が小声で聞き取りにくかったのですが、合格しました。試験はミスをするたびに点数が加算され、30点を超えると不合格になるそうです。試験は11時頃に終わり、午後から会社に出勤しました。
運転免許証は路上テストの2週間後くらいに送られてきました。
 




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